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NordVPNサーバーに接続すると、ISPはユーザーがVPNサービス(この場合はNordVPN)が所有するIPに接続していることを確認できます。また、接続時間とVPNプロトコルが使用しているポートを知ることができる場合もあります。さらに、ISPはご利用中のデバイスから送受信される通信量を確認できます。
これ以外にISPが知ることができる重要なことは、ユーザーの実際のオンライントラフィックがISPから見えないように隠されているという事実だけです。つまり、ISPは次の情報にアクセスできなくなります。
- ユーザーが訪れるウェブサイト
- ユーザーが閲覧するウェブサイトと滞在時間
- ユーザーの閲覧履歴・検索履歴
- 暗号化されていないウェブサイトからユーザーがダウンロード・アップロードするファイル
- 暗号化されていないウェブサイトにユーザーが入力する情報
それでも、ISPが一部の情報を確認できるのはなぜですか?
ユーザーが訪れるウェブサイトへの接続を実行するのがISPであるためです。ユーザーがリクエストというかたちでデータパッケージを送信すると、ISPはそれを適切な送り先に送信します。VPNに接続すると、ユーザーはISPにそのリクエストをVPNサーバーに送信するよう指示することになります。
それでも、そこからはVPNサーバーがパッケージを引き継ぐため、ISPは最終的な送り先を知ることは一切できません。
要約すると、VPNの使用中、ISPが確認できる情報は次のとおりです。
- VPNサーバーのIPアドレス
- 接続時のタイムスタンプ
- VPNプロトコルが使用しているポート
- ユーザーの送受信データ量
- ユーザーとVPNサーバー間で送受信される暗号化されたデータ・解読不可能なデータ
このような理由から、 VPNでISPによるトラッキングを阻止し、プライバシーを保護することをおすすめします