Synology NASでNordVPNを使用できますか?
はい、使用いただけます。Synology DiskStation Manager 6.1およびそれ以降のバージョンはNordVPNをサポートしています。 この記事では、お使いのデバイスにNordVPNを設定するために必要な手順を説明します。 Synology 5.1 NASでVPNを設定する方法についても解説します。
設定ファイルのダウンロード
Synology 6.1 NASでNordVPNを設定するには、まず任意のサーバー用のOpenVPN設定ファイルをダウンロードする必要があります。
以下の手順に従って、手動接続設定ファイルを確認してください。
-
Nordアカウントにログインし、NordVPNをクリックします。
-
詳細設定(Advanced Settings)までスクロールダウンし、NordVPNを手動で設定(Set up NordVPN manually)をクリックします。
-
OpenVPN設定ファイル(OpenVPN configuration files)タブを選択します。
-
検索バーを使用するか、下にスクロールして接続したいサーバーを見つけ、UDPをダウンロード(Download UDP)またはTCPをダウンロード(Download TCP)をクリックしてダウンロードします。
-
OpenVPNとIKEv2に手動で接続する場合は、サービスの認証情報(Service credential)タブでユーザー名(Username)とパスワード(Password)を使用する必要があります。
SynologyでのVPNの設定手順
- Synologyにログインし、「コントロールパネル(Control Panel)」をクリックします。
- 「ネットワーク(Network)」に進みます。
- 「ネットワークインターフェース(Network interface)」に進み、「作成(Create)」をクリックし、「VPNプロファイルを作成(Create VPN profile)」を選択します。
- 「OpenVPN(.ovpnファイルをインポート)」を選択し、「次へ(Next)」をクリックします。
- 以下の説明に従ってフィールドに記入します。
プロファイル名(Profile name):任意の名前を付けることができますが、便宜上「NordVPN」とします。
ユーザー名(Username):NordVPNサービスの認証情報。
パスワード(Password):NordVPNサービスの認証情報。
以下の手順に従って、手動接続設定用のサービス認証情報をご確認ください。
- お使いのNordアカウントにログインしてNordVPNをクリックし、手動設定(Manual setup)のサービスの認証情報(Service credentials)をクリックします。そうすると、手動接続設定に必要なユーザー名とパスワードを確認できます。
.ovpnファイルのインポート:設定ファイルのダウンロードセクションでダウンロードしたファイルを使用します。
CA証明書:
- まず、証明書のリストをダウンロードし、設定ファイルのダウンロードセクションでダウンロードしたサーバーと同じ番号の証明書を見つけます。
- 「プロファイルを作成(Create profile)」画面に戻り、CA証明書フィールドの右にある「参照(Browse)」を押して、適切なca.crtファイルを手動で追加します。
- すべてのオプションを選択し、「適用(Apply)」をクリックします。
- 作成されたプロファイルを選択し、「接続(Connect)」をクリックします。
接続が確立されると、このプロファイルのステータスは「接続されています(Connected)」に変わります。
接続を確立する際に問題が発生した場合、コンピュータ上で.ovpn設定ファイルを開き、次の行を追加します。
log-append /var/log/NordVPN.log
編集した**.ovpnファイルをSynologyにもう一度インポートし、再度接続を試してください。 その後、「/var/log/**」ディレクトリから「NordVPN.log」ファイルを送信します。