DrayTek Vigor IKEv2でNordVPNを設定する方法

これは、DrayTek公式のチュートリアルです。 オリジナルのチュートリアルはこちらでご覧いただけます。

重要なお知らせこのチュートリアルは、以下のバージョンのファームウェアを搭載したDrayTekルーターのみで動作する可能性があります

v2135 - 4.2.1.2
v2765 - 4.2.1.1
v2865 - 4.2.2
v2927 - 4.2.2

これより古いバージョンでは認証に失敗する可能性があります。



このチュートリアルでは、VigorのルーターからNordVPNのサーバーまでIKEv2 EAP VPNトンネルを作成する方法をご紹介します。

まず、接続するサーバーのホスト名を確認する必要があります。

以下の手順に従って、最適なサーバーをお探しください。

以下の手順に従って、接続に最適なサーバーをご確認ください。

  1. Nordアカウントログインし、NordVPNをクリックします。



  2. 詳細設定Advanced Settings)までスクロールダウンし、NordVPNを手動で設定Set up NordVPN manually)をクリックします。



  3. サーバーの推奨Server recommendation)タブを選択します。 ご自身の所在地に応じて、最適なサーバーが推奨されます。



  4. 詳細フィルタAdvanced filters)をクリックすると、サーバーの種類Server type)とセキュリティプロトコルSecurity protocol)を選択することでお勧めのサーバーをさらにカスタマイズできます。





  5. サーバーIPの下、利用可能なプロトコル(Available protocols)の横にあるIKEv2/IPSecを選択します。


  6. 表示されるウィンドウでサーバーのホスト名をコピーし、IKEv2の手動接続設定で使用します。


  7. IKEv2に手動で接続する場合は、サービスの認証情報Service credential)タブでユーザー名Username)とパスワードPassword)を使用する必要があります。

 

  1. ここで、ルーターの管理画面にログインします。

    任意のブラウザを開き、アドレスバーに192.168.1.1と入力しEnterキーを押します (ログイン用ダイアログが開かない場合は、ルーターのマニュアルを確認して正しいIpアドレスを見つけてください)。

    ログイン用ダイアログが表示されるはずです。 デフォルトのユーザー名パスワードは "admin" または "admin/空白" になっているはずです。

    1 (22).png

  2. Certificate Management >> Trusted CA Certificateに移動します。そこでIMPORTをクリックします。

    Trusted.png

  3. 以下のリンクに従い、最初にダウンロードする必要のあるNordVPNルートCA証明書をインポートします:https://downloads.nordcdn.com/certificates/root.der

  4. その後、Choose Fileをクリックして、前の手順でダウンロードしたルートファイルを選択します。 そしてImportをクリックします。

    S5X7v4tdlq.png

  5. ルーターがImport Successと応答し、Certificate StatusOKと表示されるまで数秒待ちます。

    7_confirm ca status.png

  6. その後、VPN and Remote Access >> IPsec Peer Identityへと移動します。

    remote.png

    profile nameをNordVPNに設定します。
    • また、Enable this accountにもチェックを入れます。
    • そして、Accept Any Peer IDを選択します。

      lIrmAXsgxD.png

  7. その後、VPN and Remote Access >> LAN to LANへと移動し、available index numberをクリックして、以下のようにプロフィールを編集します。

    一般設定(Common Settings)

    • profile nameプロフィール名)を設定します。
    • Enable this profileにチェックを入れます。
    • Call Directionを「Dial-Out」に設定します。
    • Dial-Out ThroughでVPN接続用のWANインターフェースを選択します。

  8. ダイヤルアウト設定(Dial-Out Settings)

    • IPsec TunnelIKEv2を選択します。
    • VPNサーバータイプにIPsec EAPを選択します。
    • Server IP address/Hostnameに、手順1で確認したVPNサーバーのホスト名を入力します。
    • NordVPNサービスのユーザー名を入力します。
    • NordVPNサービスのパスワードを入力します。

      NordVPNサービス認証情報(サービスユーザー名とサービスパスワード)は、Nordアカウントのダッシュボードで確認できます。

 

以下の手順に従って、手動接続設定用のサービス認証情報をご確認ください。

  1. お使いのNordアカウントログインしてNordVPNをクリックし、手動設定Manual setup)のサービスの認証情報Service credentials)をクリックします。そうすると、手動接続設定に必要なユーザー名パスワードを確認できます。



 

    • IKE Authentication MethodDigital Signatureを選択し、手順5でPeer ID用に作成したIPsecピアアイデンティティプロファイルを選択します。
    • IPsec Security MethodAES with Authenticationを選択します。
    • Advancedをクリックします。

      CYqdvrXGEx.png
  1. IKEの詳細設定ウィンドウ内で、以下の設定を行います。

    • IKE phase 1 proposalAES256_SHA1_G14
    • IKE phase 2 proposalAES256_SHA1
    • IKE phase 1 key lifetime28800
    • IKE phase 2 key lifetime3600

      6DmiSNAdMv.png

  2. OKを押してウィンドウを閉じます。 TCP/IPネットワーク設定(TCP/IP Network Settings)

    • Remote Network IP0.0.0.0を入力します。
    • Remote Network Mask0.0.0.0/00を選択します。
    • このVPN接続ではNATへのルーティングに変更します。
    • (任意)NordVPNを経由するトラフィックをすべてルーティングしたい場合は、Change Default Route to this VPN tunnel オプションを変更します。

      V4qXyVq6nc.png

  3. 上記の設定が完了したら、VPN and Remote Access >> Connection Management画面に移動してVPNステータスを確認します。

    10_check vpn status.png



任意

Routing >> Load-Balance/Route Policyでポリシールートを作成し、特定のトラフィックをNordVPNのトンネルに送ることができます。 ポリシーを検証するには、コマンド "tracert"を使い、定義されたトラフィックがVPNトンネルを正常に経由するかを確かめます。


12_verify.png

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